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ひとり残されて、考えること
自分は、どうありたいか?
主人は亡くなってからも、たくさんの「気づき」を、私にプレゼントしてくれます。
それは、一人で生きて行く私にとって、どれも大切な気づきとなっています。
その中の大きな気づきのひとつ・・・「自分の気持ちを整えることの大切さ」
主人が亡くなって、ひとりの時間が増えました。
主人の死と直面し、大切な人を亡くすという経験をして、「私も、いつかは死ぬんだ」ということを実感させられました。
最期まで、自分の信念を持って、その信念を貫いた余命数週間の主人の姿をそばで見ていたことで、気がつけばいろんなことを考えるようになっていました。
私は、これからどんなふうに生きていきたいのか?
私は、これからどうありたいのか?
そして・・・
「私の残りの人生を、悔いなく自分の満足のいくように生きよう。」そんなことを考えるようになりました。
私の残された人生の時間は、与えられたもの。そして、いつかは終わる時が来ます。
そう考えると・・・
今生きているということは、「生かされている貴重な時間」を過ごしているということなんだと、気づきました。。
そんなことをよく考えるようになり、一日の時間を大切に使うよう自然と心掛けるようになりました。特に一人の時間を大切に思うようになりました。
いつかは終わる残された貴重な時間
後悔しない人生にするために
そんな限られた貴重な時間の中で、自分が嫌な気持ちになっている時間は、もったいない時間だと思うようになりました。
たとえば・・・。
人にイライラしたり腹を立てる時間。
わからない先のことを心配したり不安がる時間。
人のことを羨んだり妬んだりする時間。
解決しようもないことで落ち込む時間。
人の悪口を言う時間。
人を憎んだり、敵意を持ったりする時間。
自分の悪いところばかり考える時間。
人に期待する時間。
言ってもしょうがない愚痴を言う時間。
まだまだ出てきそうです・・・。
このような時間を過ごした時は、たいてい私は、自分自身のことが嫌になって、余計に落ち込んだりします。
こんな時間、もったいない!!!
こんな時間、必要なのか!!!
そして、気づいたのです💖
それなら、こんなことを考える前に、そんな気持ちにならないようにしよう!と。
常に、自分がいい気持ちでいることを、とことん意識しよう!・・・と。
そんないい気持ちで過ごした毎日の積み重ねが、私の後悔しない人生になるのではないかと、思ったりしています💖
そのために自分の気持ちを整える
常に、心地よい気持ちを保てるように心がける習慣をつける
私は、毎朝、前の日の幸せだったことを思い出しながら「幸せノート」を書いています。書くことによって、改めて感謝すべき事に気づき、また幸せを感じたり・・・。「今日も最高のいい一日にするぞー!」と、書くことによって、自分自身にインプットしたり。
無意識のうちに、嫌な気持ちになってはいないか・・・自分に問います。
そして毎朝、洗濯物を干した後は、空にむかって深呼吸しながら、今を生きていることに感謝をするのです。
主人にも・・・・「いつも、ありがとう!」
そして、今ある幸せに気づき、感謝する・・・すべてに感謝。
そんな毎日のルーティンで、自分の気持ちに向き合っています。そんな毎日の習慣が、自分の気持ちを整えることになって、そういう思考が染みつき、無意識にいい気分でいられるようになりました。
もし、嫌な気持ちになっていたとしたら、その日の朝に自分の中で、気持ちを切り替えて、気持ちを整えるのです。
気持ちを整えると、見える世界が違ってくる
いい気持ちでいることを習慣にすると、なぜか見える世界も違ってきました。
穏やかな気持ちで心地よくいると、そんな世界が作られていきます。
なぜでしょう?
穏やかな気持ちで物事を捉えるから、その起きた物事に対しても穏やかに感じ、それが自分の見る世界になるから。
最近、生きていくって、そんなことかな?って思います。
そして、周りにいる人がいい人だらけになりました。
なぜなら!!!
その人の良いところしか見ないようになったから。
悪いところは、見ることもしないようになったから。
そうすることが、自分の良い気持ちのためになるから!!
そんなふうに生きていると、気持ちが軽くて楽で、日々が本当に嬉しく楽しく感じます!!
だから!!!
私は、「亡くなった主人は、私と一緒に生き続けている」と捉えるのです。
そう思うことで、私の気持ちが心地良いから!私が幸せを感じるから!
「主人はいなくなった」と捉えたら、悲しみの中で、私はたぶん毎日泣いている・・・と思います。
自分のためにそう考える!
これからも、主人と幸せに生きて行く!
主人が亡くなっても、私は幸せな人生を歩みたい!
と、言うより
主人と幸せに生きていきます!
そのために、私は常に、心地よく過ごせる捉え方をして、残りの人生を楽しむことにします。毎日を大切に、そして、自分の気持ちも大切にしようと思います。
そう思うことが自分のためになるから!!
そうすることによって、周りの人たちも、いい気持ちになると信じて!
~あなたへ~
そんなふうに思ったりしませんか?
亡くなったあなたの大切な人は、もういない、もう会えないと思ったとしたら、悲しみの世界が広がっていきそうです。大切な方は、亡くなってもいつもあなたと一緒にいて、いつも会えているのかもしれません。
私は、見えるものがすべてではないと思います。亡くなった方の魂の存在を、心から信じると、いつもそばにいてくれているのがわかります。そして、大切な人のぬくもりを感じる温かい世界が広がっていきます。
今日もいい一日でありますように・・・。