ブラインドやロールスクリーンなどを扱うメーカーの中で、タチカワブラインド・TOSO・ニチベイが「国内大手の3社メーカー」と言われています。
どのメーカーも、同じような窓関連の商品をそれぞれ開発し、それぞれが個性を発揮しながら、素晴らしい商品を発売しています。
そして、調光ロールスクリーンについても、3社からそれぞれ特徴あるものが、発売されています。
ここでは、2023年7月に新発売されたタチカワブラインドの調光ロールスクリーン「ルミエ」について紹介します。
出典:タチカワブラインド ルミエ
★タチカワブラインド「ルミエ」について知りたい方
★「ルミエ」と他社の調光ロールスクリーンの比較を知りたい方
★調光ロールスクリーンを購入して後悔したくない方
Contents
タチカワブラインドの調光ロールスクリーン「ルミエ」
ついに新発売!立体的構造タイプ調光ロールスクリーン「ルミエ」
その前に、知っておいていただきたい事として、調光ロールスクリーンには、立体的構造タイプの調光ロールスクリーンとスライド構造タイプの調光ロールスクリーンの2タイプがあります。
⬇️2タイプの調光ロールスクリーンについての説明は、コチラ!⬇️
調光ロールスクリーンは、数年前から、国内大手3社のメーカーから発売されてはいましたが、タチカワブラインドから立体的構造タイプの調光ロールスクリーンのみ発売されていなかったのです。
TOSO・ニチベイに遅れること数年…その遅れを取り戻すかのように、ついに2023年にタチカワブラインドからも、立体的構造タイプの調光ロールスクリーンが新発売されました。
その名も「ルミエ」!!
調光ロールスクリーン「ルミエ」の特徴
出典:タチカワブラインド ルミエ
ルミエの構造
立体的構造タイプのルミエは、前後2枚のレースの間にドレープ生地を配しています。チェーンを操作することで、ドレープ生地のスラットを起こしたり倒したりして採光調節ができる構造になっています。
「レースは常に前後にあり、その2枚のレースの間で、ドレープ生地が角度をつける」というようなイメージです。
全閉することも、採光調節することも、巻き上げて全開することも可能です。
出典:タチカワブラインド ルミエ
ルミエの操作の仕方
1本のチェーンで操作する
ループになったチェーンを軽く引くことで、全体の昇降や採光調節ができます。
ドレープ生地を閉じたまま、どの高さでも昇降を止めることができます。採光調節は、製品を一番下まで降ろした時にできます。
ルミエの製作可能寸法
★製作可能製品幅 250mm ~ 2800mm
★製品可能製品高さ 300mm ~ 3300mm
★製作可能製品面積 9.24㎡
★製作可能 幅:高さ比率 1:6 以下
ルミエのラインナップ
生地は3柄13アイテム
★「ウェール」6色★
「ウェール」は、優しさを感じる柔らかな質感の6色展開です。
ドレープ生地の繊維が、粗密感ある(繊維の密度があらいところと目の詰まったところがある。)生地なので、柔らかで優しい光が、部屋に差し込みます。
最近のトレンド色であるグレーには、「グレージュ」「ブルーグレー」「ダークグレー」の違ったトーンの3色が用意されており、「ベージュ」も含め、ニュアンスカラーを意識したカラーも揃っています。
出典:タチカワブラインド ルミエ
★「シャリエ」3色★
「シャリエ」は、光沢のあるドレープ生地で、高級感を感じる3色展開です。
粗密感ある「ウェール」とは違い、マットな質感の「シャリエ」は、洗練されたモダンな空間に似合いそうです。
出典:タチカワブラインド ルミエ
★「ウェール遮光」4色★
「ウェール遮光」は、マットな質感の遮光1級の生地で、インテリアに合わせやすい4色展開。
寝室や、陽射しのきつい窓にも安心して使えます。
出典:タチカワブラインド ルミエ
出典:タチカワブラインド ルミエ
シンプルカバーは6色展開
巻き取り部分を隠すデザイン性のあるルミエの「シンプルカバー」は、木目調3色と単色3色の6色から選ぶことができます。
シンプルカバーの木目調のものは、温もり感と高級感を感じさせて、シンプルカバーのマットな単色は、生地と合わせやすい色合いです。
出典:タチカワブラインド ルミエ
ルミエの標準価格は、シンプルカバー付きです。シンプルカバーなしは、マイナス1,500円です。
電動「ホームタコス ルミエ」
出典:タチカワブラインド ルミエ
複数ある窓や、高窓に便利な、電動式の「ホームタコス ルミエ」。
リモコンやスイッチで操作できるシステム。
スマート家電リモコンと組み合わせて、スマートスピーカーやスマートフォンでも操作できます。
外出先からスマートフォンで操作できたり、スマートスピーカーに呼びかけて操作できたりします。
国内大手メーカー3社の調光ロールスクリーンの比較
タチカワブラインド・TOSO・ニチベイの各調光ロールスクリーンの比較表
各メーカーの立体的構造タイプの調光ロールスクリーンの特徴を比較してみました。
タチカワブラインド 「ルミエ」 | TOSO 「ラクーシュ」 | ニチベイ 「ハナリ」 | |
操作方法 | チェーン操作 | チェーン操作 | ループコード式 |
製作可能 製品幅(W) | 250~2800mm | 300~2400mm | 300~2800mm |
製作可能 製品高さ(H) | 300~3300mm | 300~2800mm | 300~3000mm |
製作可能 最大面積 | 9.24㎡ | - | 7.5㎡ |
製作可能 幅:高さ比 | 1:6以下 | 1:5以下 | 1:8以下 |
ヘッドカバー | 〇 | 〇 | 〇 |
部品色 | 6色展開 | 3色展開 | 5色展開 |
電動タイプ | 〇 | ✕ | 〇 |
カラー展開 | 3柄13アイテム | 1柄2アイテム | 1柄6アイテム |
遮光生地 | 〇 | ✕ | ✕ |
W200×H200 価格 | 83,000円 (ウェール) | 83,800円 (ラクーシュライト) | 82,400円 (カバーレス) |
「ルミエ」をおすすめする理由
各メーカー、個性を発揮した調光ロールスクリーンを発売しているのですが、個人的におすすめしたいのが、「ルミエ」です。
最後に、私が「ルミエ」をおすすめする理由をまとめてみました。
出典:タチカワブラインド ルミエ
圧倒的なアイテム数の多さと、トレンドを意識したカラー展開
ルミエのカラー展開は、他メーカーとは比べようもないくらい数が多いです。中でも、遮光生地があるのは、タチカワブラインド「ルミエ」のみです。
最近のトレンドであるニュアンスカラーを意識したカラーが揃っていることも、おすすめする理由のひとつです。
そして、お部屋のインテリア・内装に合わせやすい部品色が揃っていることも魅力です。
チェーン操作が軽い!
ループコード式(ニチベイ ハナリ)と比べ、ルミエのチェーン操作は、軽い力でササっと昇降ができます。
毎日使うものなので、操作にストレスを感じないということは、重要なことだと思います。
~最後に~
ルミエの購入を検討している方は、近くの販売店等で現物を見て、実際に操作してみることをおすすめします。
そして、生地サンプルも取り寄せができるようなら、現物生地を確認することをおすすめします。