調光ロールスクリーンは、採光調節のできるロールスクリーンです。
調光ロールスクリーンには、立体構造タイプとスライド構造タイプの2タイプがあります。
ロールスクリーンの国内大手3大メーカーであるタチカワブラインド・ニチベイ・トーソーからも2タイプの調光ロールスクリーンがそれぞれ発売されています。
ここでは、インテリアコーディネーター歴20年以上・窓装飾プランナーの私が、上記メーカー3社の調光ロールスクリーンを徹底比較した上で、個人的におすすめするタチカワブラインドの調光ロールスクリーン「ルミエ」についてご紹介します。
タチカワブラインド「ルミエ」がおすすめです!
⇩立体構造タイプの調光ロールスクリーン
タチカワブラインド「ルミエ」
出典:タチカワブラインド ルミエ
・立体構造タイプの調光ロールスクリーンを検討中の方
・どのメーカーの調光ロールスクリーンにするか迷っている方
・タチカワブラインド「ルミエ」について詳しく知りたい方
Contents
タチカワブラインドの調光ロールスクリーン「ルミエ」
「ルミエ」は立体構造タイプの調光ロールスクリーン
まず、調光ロールスクリーンには、立体構造タイプとスライド構造タイプの2タイプがあります。
⇩立体構造タイプ
⇩スライド構造タイプ
出典:タチカワブラインド ルミエ/デュオレ
タチカワブラインド「ルミエ」は、立体構造タイプの調光ロールスクリーンです!
2タイプの調光ロールスクリーンについて
⇩詳しくはコチラで解説!
ついに新発売!立体構造タイプ調光ロールスクリーン「ルミエ」
以前からニチベイ・トーソーの2社からは、立体構造タイプとスライド構造タイプの調光ロールスクリーンは、それぞれ発売されていました。
しかし、タチカワブラインドからはスライド構造タイプの調光ロールスクリーンしか発売されていなかったのです。
しかし、2023年7月!
ニチベイ・トーソーに遅れること数年…ついにタチカワブラインドからも立体構造タイプの調光ロールスクリーンが新発売されました!!
出典:タチカワブラインド ルミエ
その名も「ルミエ」!!
「ルミエ」とは、フランス語で「光」を意味する言葉です。
調光ロールスクリーン「ルミエ」の特徴
出典:タチカワブラインド ルミエ
ルミエの構造について
⇩ルミエの構造
出典:タチカワブラインド ルミエ
立体構造タイプのルミエは、前後2枚のレースの間にドレープ生地を配しています。
チェーンを操作することで、ドレープ生地のスラットを起こしたり倒したりして採光調節ができる構造になっています。
「レースは常に前後にあり、その2枚のレースの間でドレープ生地が角度をつける」というようなイメージです。
全閉することも、採光調節することも、巻き上げて全開することも可能です。
出典:タチカワブラインド ルミエ
ルミエの操作方法について
ルミエはチェーン式操作
出典:タチカワブラインド ルミエ
ルミエは、ループになったチェーンを軽く引くことで、全体の昇降や調光ができます。
チェーン式の操作方法
《生地を上げる時》
手前のチェーンを引くと生地は上がります。
途中で止めることもできます。
《生地を下げる時》
奥側のチェーンを引くと生地は下がります。
途中で止めることもできます。
《調光したい時》
生地を一番下まで下げた状態で、手前または奥側のチェーンを引きながら調光します。
昇降途中では、調光はできません。
チェーン操作方法
⇩詳しくはコチラから!
ルミエの製作可能寸法
・製作可能製品幅 250mm ~ 2800mm
・製品可能製品高さ 300mm ~ 3300mm
・製作可能製品面積 9.24㎡
・製作可能幅:高さ比率 1:6 以下
ルミエのラインナップ
ルミエの生地は3柄13アイテム
ルミエは3柄展開でそれぞれにカラーバリエーションがあり全部で13アイテムになります。
・ウェール 6色
・シャリエ 3色
・ウェール遮光 4色
★ ウェール
「ウェール」は、優しさを感じる柔らかな質感の6色展開です。
出典:タチカワブラインド ルミエ
ドレープ生地の繊維が、粗密感ある(繊維の密度があらいところと目の詰まったところがある。)生地なので、柔らかで優しい光が部屋に差し込みます。
最近のトレンド色であるグレーには、「グレージュ」「ブルーグレー」「ダークグレー」の違ったトーンの3色が用意されています。
「ベージュ」も含め、ニュアンスカラーを意識したカラーバリエーションです。
★ シャリエ
「シャリエ」は、光沢のあるドレープ生地で、高級感を感じる3色展開です。
出典:タチカワブラインド ルミエ
マットな質感の「シャリエ」は洗練されたモダンな空間にもおすすめです。
★ ウェール遮光
「ウェール遮光」は、マットな質感の遮光1級の生地で、インテリアに合わせやすい色目の4色展開です。
出典:タチカワブラインド ルミエ
遮光1級なので、寝室や陽射しのきつい窓にもおすすめです。
⇩寝室におすすめ「ウェール遮光」
出典:タチカワブラインド ルミエ
タチカワブラインド「ルミエ」だけ!!
ルミエのシンプルカバーは6色
⇩シンプルカバー
出典:タチカワブラインド ルミエ
シンプルカバーとは、上部の巻き取り部分を隠すカバー部品のことです。
シンプルカバーは標準装備で、木目調3色と単色3色の6色から選ぶことができます。
木目調のシンプルカバーは温もり感と高級感を感じ、マットな単色は生地と合わせやすい色合いです。
*シンプルカバーなしも選ぶことができる
⇩シンプルカバーなしの場合
出典:タチカワブラインド ルミエ
ルミエの標準価格は、シンプルカバー付きの価格です。
シンプルカバーなしを選ぶと、標準価格からマイナス1,500円になります。
4色の部品色の中から選ぶようになります。
電動「ホームタコス ルミエ」が便利!
吹き抜け窓にもおすすめ!
⇩「ホームタコス ルミエ」
出典:タチカワブラインド ルミエ
電動式の「ホームタコス ルミエ」は、リモコンやスイッチで操作できるので、吹き抜けの高窓や高齢の方のお部屋にもおすすめです。
スマート家電リモコンと組み合わせることで、スマートスピーカーやスマートフォンから操作できます。
外出先からスマートフォンで操作できたり、スマートスピーカーに呼びかけて操作できるので便利です。
国内大手メーカー3社の調光ロールスクリーンの比較
タチカワブラインド・トーソー・ニチベイの比較表
各メーカーの立体構造タイプの調光ロールスクリーンの特徴を比較してみました。
・タチカワブラインド「ルミエ」
・トーソー「ラクーシュ」
・ニチベイ「ハナリ」
タチカワブラインド 「ルミエ」 | トーソー 「ラクーシュ」 | ニチベイ 「ハナリ」 | |
操作方法 | チェーン操作 | チェーン操作 | ループコード式 |
製作可能 製品幅(W) | 250~2800mm | 300~2400mm | 300~2800mm |
製作可能 製品高さ(H) | 300~3300mm | 300~2800mm | 300~3000mm |
製作可能 最大面積 | 9.24㎡ | - | 7.5㎡ |
製作可能 幅:高さ比 | 1:6以下 | 1:5以下 | 1:8以下 |
ヘッドカバー | 〇 | 〇 | 〇 |
部品色 | 6色展開 | 3色展開 | 5色展開 |
電動タイプ | 〇 | ✕ | 〇 |
カラー展開 | 3柄13アイテム | 1柄2アイテム | 1柄7アイテム |
遮光生地 | 〇 | ✕ | ✕ |
W200×H200 価格 | 83,000円 (ウェール) | 83,800円 (ラクーシュライト) | 82,400円 (カバーレス) |
私が「ルミエ」をおすすめする理由!
各メーカーから、それぞれ個性を発揮した調光ロールスクリーンは発売されているのですが、個人的におすすめするのはタチカワブラインドの「ルミエ」です。
最後に、私が「ルミエ」をおすすめする理由をお伝えしますので、立体構造タイプ調光ロールスクリーンの購入の際は参考にしてみて下さい。
私のおすすめ!
⇩タチカワブラインド「ルミエ」
出典:タチカワブラインド ルミエ
圧倒的なアイテム数の多さ&トレンドを意識したカラーバリエーションだから!
⇩ルミエ「ウェール遮光」
出典:タチカワブラインド ルミエ
タチカワブラインドの「ルミエ」のアイテム数は、トーソー・ニチベイとは比べようもないくらい圧倒的な数の多さです。
そして、タチカワブラインドの「ルミエ」にだけに遮光生地があります。
各メーカーの立体構造タイプのアイテム数
・タチカワブラインド「ルミエ」 3柄13アイテム
・トーソー「ラクーシュ」 1柄2アイテム
・ニチベイ「ハナリ」 1柄7アイテム
そして、ルミエのカラーバリエーションは、最近のトレンドであるニュアンスカラーを意識したカラーが揃っていることもおすすめする理由のひとつです。
チェーン操作だから!
⇩ルミエはチェーン操作!
出典:タチカワブラインド ルミエ
タチカワブラインド「ルミエ」はチェーン操作です。
チェーン操作は、とにかく軽い力でササっと生地の上げ下げができるのが特徴です。
ニチベイ「ハナリ」はループコード操作ですが、チェーン操作に比べて、ループを引く力は重く昇降のスピードも遅いと感じます。
毎日昇降や調光をするので、操作にストレスを感じないということは重要なことだと思います。
・わかりやすく丁寧な商品説明
・リーズナブルで安心価格
・生地サンプル送付サービス
・採寸方法の説明・注文方法が親切丁寧でわかりやすい
・わからないことは相談できる
まとめ
個人的に大好きな「ルミエ」について解説してみましたが、いかがだったでしょうか?
豊富なカラーバリエーションの中から選ぶことができるのは、ルミエの大きな魅力だと思います。
そして、操作が軽いチェーン操作であることも、私がおすすめする理由です。
調光ロールスクリーンのメリット・デメリットを納得した上で、「ルミエ」購入を検討されることをおすすめします。
スライド構造タイプの調光ロールスクリーンについて
⇩詳しくはコチラ!