一人暮らしを始める方必見!カーテンの選び方やおすすめの色について

これまで一緒に暮らしてきた家族や親族と離れて生活をする「憧れの一人暮らし」

自分だけの自由な時間の中で、のびのびと好きにできる反面、家族と離れて寂しかったり、生活のすべてを自分でしなければならないなど、慣れるまでは大変だと思います。

みなさん、大きな夢と希望を持って一人暮らしの新生活を始めることと思います。

そんな新生活の拠点になるのが、一人暮らしの部屋です。

住環境を心地よく整えることは、満たされた気持ちを保つために、大切なことのひとつです。

そして、カーテンは、そんな空間作りにおいて大切な要素となります。

ここでは、一人暮らしを始める前に知っておきたいカーテンの選び方について解説します。

一人暮らしの部屋に最適なカーテンの選び方

カーテン選びをする前にするべき大切なこと

カーテン選びをする前に確認するべきことが、部屋の様子と周りの住宅環境の把握です。

例えば、下記のようなことを事前に確認しておくと、最適なカーテン選びをするために役立ちます。

☆ 窓はどちらの方角にあるか。

☆ 窓の向こうには、どんな建物があるか。

☆ 室外からの視線は気にならないか。

☆ 外の音は気にならないか。

☆ 窓の構造はしっかりとしているか。

☆ カーテンレールはどのようについているか。

☆ 窓辺に家具を置くだろうか。

☆ 部屋の内装の色はどうか。(床・壁・建具などの色)

あらかじめ、部屋の写真や窓周りの写真を撮っておくと、カーテン選びの際、役立ちます。

そして、外から部屋内がどのように見えているかなどもチェックしておくこともおすすめします。

一人暮らしの最適なカーテン選び

カーテンのデザインについて

カーテンのデザインは、部屋の印象を決める大きなポイントです。

これから、どんなインテリアテイストの部屋を作っていきたいか決めておくことが大切です。

決めたインテリアテイストを意識しながら、カーテン選びをすると、部屋全体がまとまった印象に仕上がります。

人気のインテリアテイスト5選

インテリアテイストとは、部屋の雰囲気の特徴をわかりやすく分類したものです。

それぞれのインテリアテイストの雰囲気を見て、どれが自分が好きで、しっくりと心地よく感じるかを決めましょう。

一人暮らしのカーテン選び

ナチュラルインテリアは、自然を意識した木材・布・植物をインテリアに使用するのが特徴です。

リラックスできて落ち着ける空間で、明るさや温かみを感じます。

ナチュラルインテリアに合うカーテン

一人暮らしのカーテン選び

モダンインテリアは、シンプルで洗練された都会的な印象で、直線的でシャープなデザインが特徴です。

すっきりと、無駄な装飾を省いたスタイリッシュな空間です。

モダンインテリアに合うカーテン

一人暮らしのカーテン選び

インダストリアルインテリアは、無骨な雰囲気で男前なインテリアです。

アイアン・スチール・レンガ・コンクリート・ブロックなどの無機質な素材に、古材やレザーなどを組み合わせて、ヴィンテージ感を出すのも特徴です。

インダストリアルインテリアに合うカーテン

一人暮らしのカーテン選び

シャビーシックインテリアは、古びたイメージの中に、クラシカルで優しくエレガントな女性らしさを感じさせます。

塗装が剥げかけた家具と共に、上品で女性らしいインテリア小物を組み合わせるのが特徴です。

シャビーシックインテリアに合うカーテン

一人暮らしのカーテン選び

北欧インテリアは、木材や温かみのある布を使うのが特徴で、ナチュラルな温もりを感じます。

自然をモチーフにしたインテリア雑貨が多く、北欧ブランドのデザインは個性的でセンスのいい色使いをしたものが多いのも特徴です。

北欧インテリアに合うカーテン

カーテンの機能性について

カーテンにはデザイン性を求めるだけではなく、さまざまな機能があることも知っておくことが大切です。

外からの視線カットの機能

実用的側面でカーテンをする意味を考えた時、一番の目的は、外からの視線カットです。

カーテンをすることによって、室外から部屋の中が見えないようにするプライバシー保護の機能があります。

採光・調光の機能

部屋の採光や調光をするのは、カーテンの最も基本的な役割です。

レースカーテンは外からの自然光を部屋内に取り入れ、ドレープカーテンは部屋を暗くしたりなど、明るさを調整する機能があります。

遮光の機能

遮光カーテンには、光を遮る機能があり、室内を暗くする役割があります。

また、外への光漏れも少なくします。

寝室や、シアタールームなどにおすすめです。

遮熱の機能

遮熱カーテンには、太陽光を反射し熱を遮る機能があり、陽射しのきつい窓に付けると、窓周りの温度を上がりにくくする役割があります。

防音の機能

防音カーテンは、音を吸収したり反射したりして、室内の音漏れを防ぐ役割があります。

保温の機能

カーテンは閉めると、室内の熱を外に流さない役割や、室外からの冷気を遮る役割があります。

そのため、冷暖房効率を高め、省エネにも役立ちます

防炎の機能

防炎加工をされているカーテンは、火がついても燃え広がるのを防ぎ、延焼時間を遅らせる効果があります。

カーテンの配色について

一人暮らしのカーテン選び

カーテンの色選びの際、部屋全体の色配分を考えることが重要です。

色の使い方は、部屋の印象を決定づけます。

つまり、カーテンの色だけを考えるのではなく、部屋全体の色の配分を考えて、カーテンの色を決めていくことが大切ということです。

インテリアのカラーコーディネートの配色には、「黄金比率」というものがあり、その比率を意識しながら色の配分を決めていくと、バランス感のあるまとまりのある部屋になります。

一般的に「ベースカラー」「アソートカラー」「アクセントカラー」の3つの色を使い、その比率を「7:2.5:0.5」とするのが黄金比率と言われています。

ベースカラー70%部屋の大部分を占める色で落ち着いた印象を与える壁・天井・床
アソートカラー25%ベースカラーを引き立てる色で部屋にメリハリをつける家具・カーテン・ラグ
アクセントカラー5%
部屋のアクセントとなる色でインパクトを与えるクッション・小物

カーテンの採寸方法

一人暮らしのカーテン選び

賃貸の部屋には、上記のようなダブルのカーテンレールが付いているのが一般的です。

ここでは、その場合のカーテンの採寸方法を、窓の種類ごとに解説します。

《掃き出し窓》サイズの測り方と仕上がりサイズの出し方

一人暮らしのカーテン選び

採寸が終わったら、仕上がりサイズを出します。

仕上がり幅:採寸したサイズに5%のゆとりを加えます。

仕上がり丈:採寸したサイズからマイナスします。

《腰窓》サイズの測り方と仕上がりサイズの出し方

一人暮らしのカーテン選び

一人暮らしのカーテン選び

採寸が終わったら、仕上がりサイズを出します。

仕上がり幅:採寸したサイズに5%のゆとりを加えます。

仕上がり丈:窓枠下から15~20cmたらします

レース仕上がり丈は、ドレープの仕上がり丈より1cm短くします。

一人暮らしにおすすめのカーテンの機能性

遮光カーテン

一人暮らしのカーテン選び

一人暮らしの生活に一番おすすめしたいのが、遮光カーテンです。

特に、女性の一人暮らしには、遮光カーテンを選ぶと防犯対策にもなり安心です。

遮光カーテンではない薄手のドレープカーテンは、夜に窓周りに近づくと、外から人影が見えるので注意しましょう。

遮光カーテンにしておくと、外からの光を遮断するだけでなく、夜遅くまで部屋の照明をつけておいても、光漏れの心配がありません。

ミラーカーテン

一人暮らしのカーテン選び

ミラー機能は、レースカーテンに備わり、特殊な糸を使用することで、生地の裏面が反射して、外から室内が見えにくくなる仕組みです。

外からの視線が気になる窓や、女性の一人暮らしにはおすすめです。

遮熱カーテン

遮熱カーテンは、熱を遮る機能があるので、冷暖房効率のアップにもなり、光熱費の節約にも繋がります。

陽射しのきつい窓には効果的で、夏場も快適に過ごせます。

一人暮らしの部屋をカーテンで心地よくする3つのポイント

一人暮らしのカーテン選び

① 自分が心地よく感じるデザインのカーテンを選ぶ

自分自身が好きなものは、精神的にも落ち着き、心地よく感じるものです。

自分が気に入ったデザインのカーテンを選ぶということは、心地よい空間作りには欠かすことができません。

カーテンは、毎朝毎晩、開け閉めをするたびに、触れて目に入るものです。

その時に、「このカーテン好きだな💖」と感じるために、自分自身が満たされた気持ちになりそうなデザインのカーテンを選ぶことが一番大切ではないかと、私は思います。

Life is Beautiful
満たされた気持ちは、幸せに生きるという事に繋がります💕

② 快適に過ごす機能のついたカーテンを選ぶ

カーテンによって、遮光・遮熱・ミラー・保温機能などのついたものがあります。

外からの視線を気にしたり、暑さや寒さを我慢したりする日々のストレスを、カーテンで少しでも解消しましょう。

快適な毎日を過ごすために、デザイン性だけでなく機能性も重視することも忘れないで下さい。

Life is Beautiful
快適な空間こそリラックスできる空間なのです💖

③ 窓に合ったサイズのカーテンを選ぶ

お気に入りのデザインで、機能性も備えたカーテンを選んだとしても、カーテンのサイズが窓に合っていなければ、日々心地よく感じることはできません。

丈が長すぎたり、逆に短すぎたりしないように、採寸と仕上がりサイズの出し方を間違えないように注意しましょう。

カーテン購入時の注意点

① サイズの再確認をする

カーテン購入時に、一番注意したいことは、採寸ミスやサイズの計算ミスです。

メジャーの読み間違えや、測るところの間違えなどないよう、購入時には再確認しましょう。

② フックの指定や開き方に注意する

フックの指定

カーテン購入時には、AフックかBフックか指定しなければなりません。

どちらのフックになるか間違えないように注意しましょう。

Aフック
Bフック

開き方の指定

カーテン購入時には、開き方の指定をしなければなりません。

両開きにするか片開きにするか、指定をしましょう。

サンプル生地で確認する

カーテンを店舗で購入する場合は、実際にカーテンの生地に触れたり、色や素材感、または透け感などを確認することができます。

店舗によっては、カーテンサンプルのレンタルサービスをしてくれるところもあります。

カーテンサンプルをレンタルすることで、一人暮らしをする部屋に合わせてみたりすることもできるので安心です。

ネット通販で、カーテンを購入する場合は、サンプル生地を送付してくれるショップを利用することをおすすめします。

取り寄せたサンプル生地で、部屋に合うか、素材感はどうかなど確認してください。

まとめ

一人暮らしを始める部屋に、どのようなカーテンを選ぶかで、これからの毎日が変わってきます。

新生活を始め、快適に心地よく過ごすためには、カーテン選びにこだわることは大切なことです。

自分が気に入ったデザインを選び、求める機能のついたカーテンを、窓のサイズに合わせて購入することが、後悔しないカーテン選びに繋がります。

一人暮らしの生活が快適で、リラックスできる部屋づくりができますように💖

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