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主人の病気が良くなるなることを願い、書き始めた「夢ノート」
「夢ノート」に書けば、夢が叶うと聞いて
私は、毎朝のルーティンとして、日記を書き続けています。
毎朝、朝食を終えた後、好きな音楽を聞きながら、前日のことを思い出して、日記を書くのです。
主人の癌が見つかり手術をした5年ほど前から、ほぼ毎日書き続けています。
でも・・・
最初は、「日記」ではなく、主人の病気が良くなることを願っての「夢ノート」だったのです。毎日、願いをノートに書き続ければ、願いが叶うと聞いたから。
病気が、必ず良くなると信じて・・・
良くなったら、家族みんなでハワイへ行く!
おいしいものを食べに行く!
お気に入りのカフェに、ふたりで行く!
平井大のライブに、ふたりで行く!
癒される所に、ふたりで行く!
お天気のいい日に、ふたりで散歩する!
主人の病気が、進行する日々の中で、そんな、当たり前にできそうな事が、当時の私の夢だったのです・・・。
書き続ければ、夢が叶うのなら、書き続ける・・・。
最初は、そんな思いで、「夢ノート」を毎朝書いていました。
「夢ノート」は、いつのまにか「幸せノート」になっていた
前日の幸せだったことを書く「幸せノート」
でも・・・
そんな「夢ノート」は、いつのまにか、前の日の幸せだったことを書く私の「幸せノート」になっていたのです。
その頃・・・
病気は、良くなったり悪くなったりだったけれど、そんな中、無事に一日を終えることができたことが、何よりも幸せで、前日の他愛のない嬉しかった出来事や、その時の気持ちなどを思い出しながら、翌日の朝に、書くようになっていました。
あの頃・・・無事に一日を終えることができることが、本当にありがたく幸せなことだったのです。そして、朝を迎えることができるだけでも、幸せでした。
前日にあった、本当に些細で小さな嬉しかった出来事や、幸せを感じた出来事ばかりを書き綴った「幸せノート」
なぜか、いやなことや、悪いことを書くことはありませんでした。
前日の小さな幸せな出来事を、思い出しながら・・・
前日、関わった人たちの顔を思い浮かべながら書いたり、その時の嬉しかった気持ちなどを思い出しながら書いたり・・・
そして、書いていると・・・
なぜか私は、感謝の気持ちでいっぱいになるのです。
前日のことを、振り返りながら、翌朝、ノートに書くことで、改めて、生きているありがたさに、感謝の気持ちが溢れ出てくるのです。
主人が生きてくれていることに感謝。
家族や友達、職場の仲間、病院の方々、関わってくださっている人たちに感謝。
幸せを感じることができる、今の環境や状況に感謝。
そんな毎朝のルーティンがあったから、自分自身の気持ちを整えることができて、前向きな朝を迎えることができていたのだと思います。
主人が亡くなってからも、溢れ出る感謝の気持ちを書き続ける
そして・・・
主人が亡くなってからも、私の毎朝のルーティンは、続いています。
いつもの朝を迎えることができたことに、心からの感謝の気持ちが湧いて来るのです・・・。
そして・・
今日も、この生かされている時間をありがたく貴重に大切に思い、今日という一日を思いっきり楽しもうと思えるのです!!
この「幸せノート」を書く朝の時間は、私が前向きに生きて行くためには、なくてはならない時間なのかもしれません。
以前に書いた <「幸せノート」を毎朝書く意味と効果!> も読んで下さい!!

2冊めのピンクの「幸せノート」
一番つらかった頃に、書いたピンクの「幸せノート」
この「幸せノート」は、私がペンを持つことができる限り・・・できれば死ぬまで毎朝書き続けていきたいと思っています。
そして、もっともっと歳をとった時に、全部読み返したいなと思っています。
今、「幸せノート」も、5冊目になりました・・・。
私の生きた証とも言える「幸せノート」💖
(書いてある出来事が、些細なことすぎて、浅くて薄い幸せ感かもしれません😅💦生きた証とは、大げさかな?😅💦💦
でも!!
私にとっては・・・毎日毎日、こんなにも幸せを感じることができる出来事があることに、大満足なのです😅💦)
でも・・・
2冊めのピンクの「幸せノート」だけは、激動の日々の中、大きく揺れる自分自身の気持ちと正直に向き合いながらも、当たり前の小さな幸せを見つけながら書き続けている一番思い出深い時期のノートです。
主人の病状が良くならず、コロナ禍の中、入退院を繰り返していた頃のこと・・・
余命1ヶ月と知ってからのこと・・・
亡くなるまでの自宅で過ごした19日間のこと・・・
亡くなった時のこと・・・
亡くなった後の日々の事・・・
ひとりになって・・・
たくさんの方からの優しさと思いやりを感じたあの頃・・・
その頃に書いたノートです。

ピンクの「幸せノート」を読み返してみた
そんな濃い時間を過ごした頃を書き綴ったピンクの「幸せノート」を、昨夜ベッドで読み返しました・・・。
日に日に、主人の容態が悪くなる中、自宅で過ごした最期19日間のあの頃に書いたページ。
何度も、つらくて不安で、どうしようもない悲しみの涙を流しながらも・・・
毎朝のノートには、主人が生きている今を感謝する気持ちや、訪れて下さる方々への感謝の気持ちを書き綴っていました。
そして、そこには・・・
主人が生きているこの一日を大切に、この今を大切に今日も過ごそうと書いていました・・・。
たぶん・・・
そんな大変な時期にも書いていたことで、私自身の不安定でネガティブな気持ちを整えることができていたのかなと、振り返って思いました・・・。
「幸せノート」にありがとう!
主人のお葬式の朝の、私のポジティブ日記
そして・・・
主人が亡くなり、お葬式の朝のページを読み返してみました・・・
おはよう!今日も最高最強のすばらしい一日にするよ!!
(中略)
幸せいっぱいの日を、何日も重ねて、いろんな楽しい思い出を作って、会いにいくからねー。
ありがとう。
すべてに感謝。
(中略)今日も、私と一緒におってね・・・。今日も、笑いながら言うてね「がんばれー。」って。
・・・と、書いてありました。
旦那さんが亡くなって、こんなに前向きな文章が書けたこと・・・
旦那さんが亡くなってお葬式当日に、こんな思考でいたこと・・・
大切な人が亡くなって、お葬式の朝に、よくこんなポジティブな日記が書けたなと、思います。
毎日、このノートを書き綴ってきたことによって、どんな状況でも、そこにある幸せを見つけ、感謝の気持ちを持つ習慣がついていたおかげかなと思いました。
もし、私が「幸せノート」を書いていなかったらと想像してみました・・・。
たぶん、今の私はいなかった・・・と思います。
大切な人を亡くしても、日々幸せを感じることのできる私は、ここにいなかったと思います・・・。
まさに!!
「幸せノート」に感謝なのです!!
書けば、思いが叶うことがわかった「幸せノート」
そして!!
「夢ノート」を毎日書けば、願いが叶うという言葉を思い出しました!!
まさに!!!願いが叶っていたのです!!
毎日、書き続けた幸せと感謝の気持ち・・・。
その書き続けたとおりに、今の私の毎日は、幸せと感謝の日々になっている!!
それは・・・
大切な人が亡くなっても、幸せを感じる気持ちを持つことができる自分になっていたということ!
「今日も、最高最強のすばらしい一日にするからね!!!」
Life is Beautiful!!