亡くなった主人との、大切なライントーク履歴が消えて、パニックに!

主人との、ライントーク履歴がない!!

消えてしまった、大切な人とのライントーク履歴

主人が亡くなってからも、時々、生前の主人とのラインを見たりします。
トークのやりとりを見て、その頃を思い出す・・・。トークを読んでいると、その時の気持ちを思い出し、今も主人が生きているような錯覚に陥ります。主人とのライントークルームは、生前の主人との、たくさんの思い出が詰まった、私の大切な宝物です。一度、読み出すと、やめられず、ずっと読んでしまい、すぐに時間がたってしまうので、時々しか、見ないようにしています。

そして、その日は・・・
忙しかった仕事から帰り、何もする気が起きないくらい疲れていた私は、何を見るわけでもなく、ボッーとスマホをいじっていました。

「久しぶりに、主人とのラインを見よう・・・。」と思い、主人とのトークルームを探してみるのに、いつも見慣れた主人のアイコンがないのです。何度探しても、探しても・・・。

ないっ!!!!

何回探しても、主人の名前がありません。

何で!!!!

私は、一人焦って「何で!!!」「何で!!!」「主人との大切な思い出が消えてしまった!!」と、パニックになってしまいました。普段の何気ないトークや、大切なトークが全部消えていたのです。

そして、主人が加わっていたグループラインも見てみると、「退出しました」となっていました。

私は、ものすごいショックで、これから生きていくことができないだろうと思うくらい落ち込みました。

どんな時でも、ポジティブに考える私ですが・・・さすがに落ち込みました。

主人との大切な思い出が消えてしまったのです・・・。

「どうしよう!」その後、慌てまくる私!!

ひとり大パニックに・・・

どうして?いつ消えてしまったのか?もう復元できないのか?

どうしよう!!

パニックの中、ネットで検索してみるけれど、なぜ消えてしまったのか、わかりません。

そして、主人がトークルームを退出した日付が残っていることに気が付きました。

その日は、何をした日付だろう??もうそのことすら、思い出せません。

そして、私が思ったことは・・・

「あ!!!主人の携帯を解約したから、その電話番号をどこかの人が新しく使い始めたのか!!!!たぶん、その日付だ!!」

「そして、その人が主人のラインを消して、新しくラインを始めたんだ!!!」

その人に電話をかけて、亡くなった主人のラインを戻してくださいってお願いしてみようかなどと、悩みました。でも、どんな人か、わからないし・・・。

とりあえず!!!ドコモショップに行こう!!!行って、事情を話してみたら、復元して下さるはず!!!!

そう思って、すぐに行ってみました。その日は、かなり疲れていたのですが・・・。

ドコモショップでは、トーク履歴を復元できない

「亡くなった主人とのトーク履歴が消えてしまったのですが・・・」と、受付の方にお話ししてみました。すると、「ラインのことは、うちではわかりかねます。」というお返事でした。

なぬー!!!!

旦那さんが亡くなって、亡くなった人の携帯電話を解約する人は必ずいて、解約すると、その思い出のトーク履歴が消えてしまうということは、大問題の大事件だ!!私みたいな思いをしている人は、必ずいるはず!!!大切な人が亡くなって、その人との大切な思い出のトーン履歴が消えるなんて、ひどすぎる!!

(今考えると、この時が、最高にパニックになっていました。)

どこからか聞こえた不思議な声

ドコモショップを出て、さらに私は、大パニックになっていました!復元できない!!

主人との思い出が消えてしまった・・・
もう、トークを読むこともできない・・・

そして、ふと・・・

以前、スマホの修理でお世話になった携帯電話屋さんのことを思い出しました。あの時も確か、ラインを復元して下さった・・・。

薄暗くなり始めた夕方、車も混んでいる時間帯だったのですが、私は、そのお店に連絡もせず、とにかく、そこへ向かうことにしました。車で30分くらいかかる携帯電話屋さんに・・・。

「どうか復元できますように。」

あの携帯電話屋さんなら、必ず復元してくれるはず・・・と祈りながら、車を走らせていました。

すると!!

少し走っていた時、どこからか声がしたような!!!!

「今日は、行かなくていい!」

どこからか、だれかの声がしたような・・・

「今日は、行かなくていいよ!」

その声に、私は、なぜか「そうだ、今日は疲れているんだ。今日、行くのはやめよう・・・。」と急に思い、家に帰るよう引き返したのです。

「疲れている今日じゃなくても。」

white ceramic cup on white ceramic saucer

unknownという見慣れないライン友達の名前

「ずっと、ここにあったよ・・・。」

そして、家に帰り、落ち込んだ気持ちのまま、ラインの画面を見ていました。

すると!!!

「えっ!!!!!」

「unknown」という見慣れないライン友達の名前が・・・。

「えっ!!!もしかして!!!!!もしかして!!!!!

それは、主人とのトークルームでした!!

「あったんだ!!!!」

嬉しくて嬉しくて、涙が止まりませんでした。

その時、主人の声が聞こえてきたような気がしました。

「ずっと、ここにあったよ!

いつもの、私の思い込み!

情けない・・・・私の、ものすごい思い込みでした・・・。

携帯電話番号を解約したから、トークの名前が「unknown」になっていただけだったのです。

私一人で大騒ぎして、大パニックになっていたけれど、ちゃんとトーク履歴は普通にあったのです。

消えてもいなかったのです。

主人が、私の様子を見かねて、知らせてくれたんだと思いました。

「行かなくてもいいよ!!普通に履歴は残っているから!!!!」

「疲れているんやから、今日は早くゆっくりしたほうがいいよ!!!」と・・・・。

ありがとうね・・・・

思い込みが激しくて、よく失敗をする私のことを、いつも心配していた主人・・・・

やっぱり、心配して見ていてくれているんだ!!!

いつも、見ていてくれて、ありがとう。一緒にいてくれて、ありがとう。教えてくれて、ありがとう。

~あなたへ~

あなたの亡くなった大切な人も、いつもあなたと一緒に生きていることに、気づいていますか。

あなたが困った時、危なっかしい時、迷った時、落ち込んだ時、耳を澄ましてみて下さいね。いつも、あの人は、あなたのそばにいて、あなたを助けてくれるのです。

大切なあの人の優しい声が、聞こえてきます。いつも、必ずあなたのことを、見守っていてくれて、あなたにとって、良い方向へ導いてくれるのです。



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