お線香について!お気に入りはカメヤマローソク「和遊 梔子の香り」

大切な人が旅立って来月になると4回目の命日が来ます。

主人が亡くなってから、私は朝・昼・晩と一日3回、主人のお仏壇にお線香を一本ずつ立てて手を合わせています。

「今日もありがとうね…。」と。

考えてみると、もう4400本ほどのお線香を立てていることになります。

お線香に縁もなかった私が、主人が亡くなってからお線香の香りにこだわるようになりお線香に興味を持つようになりました。

もっといい香りのお線香はないかな…と、今までいろいろなお線香を試してきましたが、なかなか好みのお線香に出逢うことができていなかったのですが、先日やっと見つけることができたのです!!

やっと出逢えた!

いい香りのお線香に!!!

ここでは、お線香が大好きな私がお線香についての解説と私のお気に入りのお線香についてご紹介させていただきます!

お線香とは?

お線香とは、お仏壇や墓前や祭壇に供える細い棒状になったお香です。

亡くなった人への供養の気持ちを込めて、お線香をあげることが一般的です。

ここでは、亡くなった大切な人を想いながら、お線香について解説していきます。

お線香の由来

お線香の起源は、紀元前3,000年頃のメソポタミア文明の時代にまで溯ります。

メソポタミアでは、香りのある木を焚いて神事に使用していました。

日本には、飛鳥時代に仏教徒より伝わり「香の文化」が始まったとされています。

室町時代には、公家の間での贈答品や寺院で用いられ、やがて江戸時代になると一般家庭にまで普及しました。

お線香が棒状で作られるようになったのは、江戸時代初期のことです。

お線香をあげる意味

お線香をあげる意味には、いくつかあります。

意味を理解した上でお線香をあげると、今までとは違った温かい気持ちに包まれるような気がします。

亡くなった人への供養

お線香をあげる意味として一般的に捉えられているのが、故人への供養の気持ちです。

そして、亡くなった人の冥福を祈る気持ち亡くなった人への感謝の気持ちを伝える意味もあります。

亡くなった人の食事になる

仏教では、お線香の香りは亡くなった人の食事になると言われています。

特に、亡くなってから49日間は極楽浄土への旅の途中で、亡くなった人が無事に旅をするようにとお線香の香りを絶やさないであげるという考えもあります。

Life is Beautiful
お線香の香りが亡くなった主人の食事なら、いい香りを食べさせてあげたい!

亡くなった人と繋がる

お線香の煙は、残された人と亡くなった人の気持ちが繋がるとも言われています。

天に昇っていく煙は、この世と天国を繋いでくれるとも考えられています。

自分自身を清める

昔から、香料は防虫・防臭・殺菌などに使用されていました。

香りには「浄化」「清める」効果があります。

お線香の香りは、手を合わせる人の心身や場を清める意味もあります。

亡くなった人に手を合わせる前に、自分自身を清め厳かな気持ちになるためにお線香をあげるという意味合いもあります。

こんなお線香が欲しかった!

お線香の専門店に行くと、さまざまな種類のお線香が並んであります。

香りを選ぶのも楽しいのですが、パッケージも素敵なものがたくさん揃っていてワクワクした気持ちになります。

Life is Beautiful
亡くなった大切な人を想いながら選んで下さいね!

ここでは、「こんなお線香が欲しかった!」というようなお線香をご紹介します。

煙の少ないお線香

煙の少ないお線香は人気です。

小さな子供さんやペットのいるお家では、煙を吸い込むことで健康に被害が出たりする場合もあるので、煙の少ないお線香はおすすめです。

また、マンションや隣家が近いなどの場合は、周囲への配慮を考えて煙の少ないお線香を選ぶ方も増えています。

香りのないお線香

香りを楽しむお線香が多い中で、香りが嫌いな人もいます。

そういう方には、香りのないお線香も人気です。

渦巻き状のお線香

お線香はスティック状のものだけではありません。

渦巻き状のお線香もあります。

渦巻き線香は、通常のスティック状のお線香と比べ火持ちが良いです。

宗派によっては、亡くなってからの49日間はお線香の火を絶やしてはいけないと言います。

そのような場合に便利ですが、火元には充分気をつけましょう。

火を使わないお線香

最近は、火を使わないLEDタイプの電子線香もあります。

香りも楽しめて、自動でスイッチが切れるようになっているので便利で安心です。

お線香をあげる基本作法

お線香をあげる行為は、亡くなった人に対しての供養や感謝の気持ちから来るものです。

宗派や地域などによって作法は異なる場合もありますが、故人へ対する気持ちが籠っていることが一番大切なことだと思います。

その気持ちこそが、お線香をあげる一番の作法です。

お線香をあげる手順

① お線香に火をつける

遺影に手を合わせた後、ロウソクに火をつけます。

(お線香の本数は宗派によって違いますが1~3本が一般的です。)

お線香の先端をロウソクの火に近づけて、お線香全体に火がつくように、ゆっくりと回しながら炙ります

お線香に火が付いたら、お線香を持つ手とは逆の手で炎を軽く仰ぎ消します

この時、お線香の炎やロウソクの炎を口で吹いて消さないようにします。

②お線香を立てる

香炉の真ん中にお線香を立てます。

端のほうに立てると、燃え尽きたお線香の灰が香炉の外に落ちてしまう場合があるので注意してください。

③お線香が立ったことを確認して、手を合わせる

香炉にお線香がきちんと立ったことを確認した後、手を合わせ目を閉じて故人への感謝の気持ちや冥福などを心の中で祈ります

私のお気に入りのお線香!「和遊 梔子の香り」

やっと出逢えた!大好きな香りのお線香!

カメヤマローソクの「和遊 梔子の香り」のお線香は、主人が亡くなってから4年間好きな香りのお線香を探し続けていて、先日やっと出逢えたお線香です。

和遊 梔子の香り 平箱

~カメヤマローソク ホームページより~

香り:くちなしの香り

燃焼時間:約25分

箱サイズ:W95 ✕ L160 ✕ H35㎜

内容量:190g

材質:タブ粉、炭粉、香料

梔子(クチナシ)は洋名ガーデニアと言われ、古くから多くの香水にも用いられている深みのある人気の香り。「和遊 梔子の香り」は、甘い香りの中に、清涼感のある香りに仕上げました。

「和遊 梔子の香り」の個人的感想

「和遊 梔子の香り」はどんな香りかを、文章で伝えるのは難しいことです。

そして、香りは人それぞれ感じ方も違い、好みも違います。

でも、私にとっては「やっと出逢えた!」と思えるほどの大好きな香りでした!

言葉で表すなら…。

少し甘い・上品・深みがあるけれど爽やか・落ち着く・嫌みがない・女性らしい・穏やか…

そして、何と言っても、この梔子の香りは私の気持ちを整えてくれる香りでした。

Life is Beautiful
香りを言葉で伝えるのは、私には難しすぎます💦💦

《お供えなどの贈り物にも!》

カメヤマローソクの和遊シリーズは、平箱タイプの他にミニ寸の円筒箱タイプもあります。

パッケージは素敵なデザインでしっかりとした作りなので、お線香を使い終わっても「箱を使う楽しみ」があります。

カメヤマローソクの和遊シリーズには、他の香りも揃ってあります。

・桜の香り

・ラベンダーの香り

・緑茶の香り

・向日葵の香り

・金木犀の香り

・白梅の香り

・シャボンの香り

・備長炭の香り

・梔子の香り

お好きな組み合わせで選べば、大切な方への気持ちのこもった贈答品になりそうです。

私にとって「お線香をあげる」とは

私にとって、お仏壇にお線香をあげるということは、亡くなった主人との食事の時間の意味です。

言ってみれば、主人の食事はお線香かな?

主人は亡くなったけれど魂の存在となって今も生き続けています。

見えないけれどいつも私と一緒にいます。

私は心の底からそうだと信じています。

私が何をする時もそばにいてくているのです。

だから、私が家で食事をする時には、必ずお線香をあげるのです。

今も生き続けているから!いつも私と一緒にいるから!

そんな自分勝手かもしれない揺らぐことのない信念が、死別後も前向きで幸せに生きていくことができている私の原動力なのです!

~主人へ~

いつもありがとうね!

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