エレガントインテリアに、よく似合う「バルーンシェード」💖
窓辺が一気に華やかになり、エレガントでゴージャスな空間になるカーテンスタイルです。
ここでは、憧れのバルーンシェードにしたいけれど、いろいろな理由で悩んでいる方への提案として、「気軽に簡単に、バルーンシェードを楽しむ方法」を、ご紹介します。
Contents
憧れのバルーンシェードにしたいけれど
バルーンシェードとは?
バルーンシェードとは、ドレープ生地やレース生地を使って作る、「ローマンシェード」の中のひとつのスタイルです。キャザーをたっぷりととり、裾部分に、フリルや、フリンジをつけたりします。
バルーンシェードは、右側か左側にある昇降コード(コード式)または、昇降チェーン(ドラム式)を引くことで、カーテンの裾が、丸くなりながら、上がっていきます。下まで降ろすと、裾はまっすぐで、普通のカーテンを吊っているように見えます。
たくし上げた時の裾の様子が、バルーン(風船)に似ているため、「バルーンシェード」と名前が付いたようです。
上部は、生地側にマジックテープが付いており、バルーンシェード本体(キッド)に、貼り付けてあります。
生地裏面には、バルーンシェード本体から垂れ下がる昇降コードを通す小さな輪っかの付いたリングテープが何本か縫い付けてあり、一番裾のリング部分に、ウエイトという重りがついています。
コーナージョイントを使うことで、多角形の出窓にも対応できます。
バルーンシェードのデメリットとは?
おしゃれなバルーンシェードは、エレガントでゴージャスな雰囲気を醸し出してくれます。昇降もできて、便利なのですが、ここではあえて、バルーンシェードのデメリットを考えてみたいと思います。
①価格が高い
同じ窓サイズで、同じ生地で、一般的なカーテン(2倍ヒダ・レール込み)と、バルーンシェードとでは、確実にバルーンシェードの方が高価格になります。本体キッド部分の価格が高いのと、バルーンシェードの縫製代が高いのだと思われます。そして、一般的なスタイルの横開きのカーテンの販売価格割引率に比べ、バルーンシェードは、特殊スタイルカーテン扱いで、販売価格割引率も、少ないこともあります。
②ホコリがたまりそう
意外と多いのが、昇降のできるバルーンシェードにしたのに、ほとんど昇降せず、決まった位置で、常にそのままだったりすることです。その場合、バルーンシェードのスワッグ部分に、ホコリがたまりやすくなります。
③洗濯が大変そう
一般的なカーテンの洗濯は、フックをはずしたりの手間くらいですが、バルーンシェードの洗濯は、手間がかかります。
生地を本体から外すのは、比較的簡単な作業なのですが、洗濯後、生地裏面に何個もついている直径1cm弱の小さなリングに、昇降コードを通していく作業に、手間がかかります。窓のサイズが、大きくなればなるほど、当然リングの数も多くなります。
④昇降せず、同じ高さのままで、使いそう
バルーンシェードの特徴は、上げたり下げたり昇降して、裾の上げ具合を、自由に楽しめることです。しかし、外からの視線が気になり、決まった位置のままで、ほとんど昇降しないということも度々聞かれます。
⑤耐久性はどうなのか
本体キッド部分は、メカなので、何年か経てば、故障や劣化はしてきます。不具合で多いのが、途中で止まらなくなった(ストッパーの故障)とか、生地の裾についてあるウエイトをつけてある樹脂の部品が劣化したなどです。他に、マジックテープがはがれやすくなったり、昇降コードの不具合などもあります。
バルーンシェードに向いている生地と、不向きな生地
バルーンシェードに選ぶカーテン生地は、どんなものがいいのか?
柔らかで、ふんわりとしたスワッグを楽しむバルーンシェード。裾に、たっぷりとフリルをつけると、さらに豪華な雰囲気になり、エレガントな窓辺を演出してくれます。
ウェーブの綺麗な、見栄えの良いバルーンシェードにするには、生地選びも大切な要素のひとつです。柔らかで綺麗なスワッグにするために、選ぶカーテン生地は、なるべく薄手の柔らかい風合いのものを選ぶようにしましょう。
ドレープ生地(厚手のカーテン生地)なら、固く厚みのある織物の生地は不向きだったりします。生地が薄手のプリント生地や、シャンタン・サテンなど、触ってみて、柔らかい生地のほうが、ウェーブが綺麗に出て、綺麗なスワッグに仕上がります。
レース生地も同じく、生地がかためのミラーレースや、遮熱レースより、やわらかなボイルレースやシフォンレースなどが、おすすめです。エンブロイダリーレースは、そのまま裾のデザインを生かしたバルーンシェードにしても素敵です。
そこで!
バルーンシェードスタイルには憧れるけれど、デメリットを考えると、ためらってしまうという方に!!
気軽にバルーンシェード風にできる「スタイルマグネット」のご紹介をします💖
スタイルマグネットで、気軽にバルーンシェード風に!
スタイルマグネットを使って、簡単にバルーンシェードスタイルにする
「スタイルマグネット」を使うと、簡単に、バルーンシェードのようなスワッグを作ることができます。レールに吊ってある一般的なカーテンの裾を、スタイルマグネットで、たくし上げるだけで、バルーンシェード風のスタイルになるのです。
ただ、数ヶ所をマグネットで止めるので、日常において、開け閉めしたいところのカーテンには、不向きです。いわゆる「固定式バルーンシェード」なので、昇降はできません。
おすすめは、TOSO「スタイルマグネット」
おすすめはTOSOさんの「スタイルマグネット」です!
半透明のABS樹脂コードの両端に、丸い強力なマグネットがついています。カーテンの裾から、生地をはさむようにコードでたくしあげ、好きなところで、マグネットを表裏からくっつけて、使います。裾部分が、綺麗なスワッグになり、バルーンシェードのようなスタイルにすることができるのです。6色のカラーバリエーションですのでカーテンの色に合わせて選ぶことができます。
スタイルマグネットで
バルーンシェードスタイルに!
出典:TOSOカーテンレール
スタイルマグネットで、バルーンシェードスタイルにした時のメリット
低コストで、バルーンシェードスタイルにできる
昇降のできるバルーンシェードの価格とは、比較にならないほど安価で、バルーンシェードスタイルにすることができます。
バルーンシェードに比べ、洗濯が楽にできる
スタイルマグネットを外して、カーテンをレールからはずし、フックを外し洗濯するだけなので、バルーンシェードのように、洗濯後、何個もあるリングにコードを通したりする手間もありません。
さまざまなスタイルを楽しむことができる
スタイルマグネットは、下からたくしあげて、バルーンシェードスタイルにするだけでなく、タッセル代わりに、カーテンをオープンにしたり、小窓なら、真ん中だけ、たくし上げてムースシェードスタイルにしたり、さまざまなスタイルを楽しむこともできます。
こんなに、可愛いスタイルマグネットもあります😍
スタイルマグネットを購入する時のアドバイス
バルーンシェードスタイルにする場合の、スタイルマグネットの個数
バルーン部分を「スワッグ」と呼ぶのですが、スワッグを何個にするかで、スタイルマグネットの数が決まります。
スワッグの数の目安は、横幅50㎝前後に対して、1スワッグ目安が綺麗です。
例えば・・・
横幅100㎝前後の窓の場合 → 2スワッグ
横幅150㎝前後の窓の場合 → 3スワッグ
横幅200㎝前後の窓の場合 → 4スワッグ
そして!
バルーンシェードスタイルにする場合、スワッグ数プラス1が、スタイルマグネットの個数になります。
例えば・・・
スワッグ数が3個の場合 → スタイルマグネット4個
スタイル数が4個の場合 → スタイルマグネット5個
まとめ
このように、スタイルマグネットでも、十分バルーンシェードスタイルを楽しむことはできます。お部屋の雰囲気を変えたい時には、違ったスタイルマグネットの使い方をすれば、また違った雰囲気の空間作りもできます。
お気に入りのスタイルマグネットで、窓辺のインテリアを楽しんで下さい。
憧れのバルーンシェードをご検討中の方は、設置後の毎日の使用状況や、メンテナンスなどをイメージしながら、十分な検討をして下さい。