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大切な人を失って悲しむのが当然なのか?
私は、悲しまない・・・
私は・・・
主人が亡くなってから、悲しい気持ちになったことがありません・・・。
私にとって、最愛の大切な存在の人でした・・・・。(もちろん、今もです!)
それは、強がっているわけでもなく、無理をして言っているわけでもなく、現実から逃げているわけでもありません・・・・。
そんな大切な人が亡くなったのに、悲しい気持ちになることがないのは・・・
主人は亡くなったけれど・・・魂として、今も生きていて、見えないけれど、主人は私と一緒に生きていると、心の底から真剣に信じているからです。
主人は、一緒に生き続けているのです・・・今も生き続けています!!!
「死んでいない・・・生きている・・・。」
不思議なのですが・・・主人が息を引き取った瞬間から、そんなふうに感じていました。
「死んでいない・・・生きている・・・。」
そんな思いが、私にとっては、「死別=悲しみ」とは、ならなかったのです・・・。
でも・・・
大切な人を失うと、悲しみを乗り越えなければならないとか、悲しみが癒えるまでは毎日がつらいとか・・・・よく言われています。
大切な人が亡くなったのだから、悲しまないといけないのだろうか・・・・。
私は、冷たい人間なんだろうか・・・。
いや、違う!!!!
誰よりも、主人のことを大切に思っているのは私だし、私にとって、主人は今でも、いなくてはならない大切な人だ!!!!
主人がいたから、今の私がいるのだから!!!
主人がいるから、今の私がいるのだから!!
悲しみが癒える時って・・・・?
悲しみが癒える時なんて、来ることはない
よく、大切な人と死別すると悲しみが癒えるまで時間が必要と言いますね。
悲しみが癒える時って、いつ・・・・?
大切な人がいない生活に慣れた時?
大切な人がいた頃を忘れた時?
新しい何かが見つかった時?
時間がたてば、だんだん忘れていくから?
あの頃の記憶が薄れていくから?
いないことに慣れていくから?
忘れるなんて、慣れるなんて、私は、嫌だ!!!!
主人との思い出も、主人のことも、全部覚えていておきたい!!!
というよりも、これからも主人と一緒に生きていきたい!
これからも、主人と一緒に楽しい思い出をたくさん作っていきたい!!!!!
もし・・・
私が、主人が亡くなったことを、悲しみで捉えていたとしたら・・・
そこにいる私は、悲しみの深い沼から、出ることはできないような気がします・・・。
でも、私は・・・
「死別=悲しみ」とは捉えていない・・・。
だから、私にとっては「悲しみが癒える」とか「悲しみを乗り越える」などという言葉に、何となく違和感を感じるのです。
深い悲しみの中にいるあなたへ
悲しみの中で、捉え方を変えてみる
もしも、今あなたが深い悲しみの中にいるとしたら、ごめんなさい・・・・。
悲しむことは、当然のことだと思うし、悲しむことは間違っていると言うつもりはありません。
でも・・・
「失った・・・」と、悲しんでも、もう戻ってくることはないのです。
それなら・・・
「失った」とは捉えず、「魂の存在で一緒に生きてくれている」と捉えるほうが、残された人は、ずいぶん楽な気持ちになると思います。そして、これからの毎日も変わってくると思います。
自分が感じることが、現実になっていくのだから・・・。
そんなものです・・・。
悲しみの感情は、悲しみの現実を作っていくだけ・・・。
今までも、これからも、亡くなった大切な人は、あなたと一緒に生き続けているのだから・・・。
「失った」と捉えず、「生き続けている」と捉えてみる・・・。
亡くなったあの人は魂に戻っただけ・・・・そして、あなたもいつかは魂に戻るだけのこと・・・・。
亡くなった人は生き続けていると思うことで・・・
感謝の気持ちが溢れ出てくる
大切な人を「失った」ではなく「一緒に生きている」と捉える考え方は、私の気持ちを前向きにさせてくれて、幸せな気持ちにさせてくれます。
物事すべてに関して、「ない」ではなく「ある!!!」と捉えることの大切さ・・・。
ないものばかりに目を向けると、悲しくなったり、寂しくなったり、羨ましく思ったり、妬んだり、恨んだり、劣等感を感じたり・・・・。負の感情が溢れでてきます。
でも、「ある!!!」と思えば、それは感謝の気持ちしか湧いてきません。
スマホがあること、食べ物があること、水や電気を自由に使えること、住むところがあること・・・・すべてをありがたく思えます。
そして、感謝することで、自分の幸せに気づくのです!
この考え方は、亡くなった主人が、気づかせてくれて教えてくれたことだと思っています。
主人は、ちゃんと生き続けていて、毎日私に、いろんなことを気づかせてくれます!!
私は、こういう考え方・捉え方ができるようになったことを、よかったと思っています。
だって、そう思うことで、私は毎日、笑顔でいることができるのだから・・・。
この世で生きている限り、毎日を笑顔で楽しみます!!!そして、周りの人も笑顔になるようにしたい!!!
それは、生き続けている魂の主人と一緒に!!!
~あなたへ~
こんなふうに、大切な人の死を経験しても、悲しみに暮れることもなく、前向きに生きている私は、特別なのかもしれません・・・。
人それぞれ状況や環境も感じ方も、考え方も違うと思います・・・だから、無理に前向きになろうとはしないほしいです。大切な人が亡くなって、何もする気が起きないのなら、何もしなくてそれでいいと、私は思います。
でも・・・・
いつか必ず深い深い悲しみの中でも、ふと気づく時が来ると思います・・・。
「自分は何をしているんだろう?」と・・・
今までとは全く違った視点から、自分自身を冷静に見る時がきます・・・。
悲しんでも、何のためにも何の得にもならない・・・
大切なあの人は、悲しんでいたあなたのことを、ずっとそばで、見ていましたよ。
「もう泣かなくていいよ。一緒に幸せを見つけていこうよ!」って、必ず言ってくれているはず!!
最後まで読んで下さって、ありがとうございました。
どうか・・・大切な人の声が、あなたにも届きますように。