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納骨の日の私の気持ち
主人のお骨を、お墓に納める日「納骨の日」
その日も、私は寂しいとか悲しい気持ちではありませんでした。
なぜなら、私は…
「主人は魂として、私たち家族と生き続けている!」
「主人は死んでいない!」
と、心から信じて生きているからです。
こんなふうに思う私流「死の捉え方」はこちらをお読み下さい。
主人がこの世でお借りしていた肉体さんに心からの感謝をして、骨として主人の肉体さんをお墓に永遠に納める「納骨の日」・・・
考えてみれば、この目に見える肉体さんがあったおかげで、私は主人の魂と出逢うことができて、今の私がある!!!
そして、今の私たち家族がある!!!
肉体さんに、心からの感謝と「ご苦労様でした」の気持ちを込めて納骨します・・・・
そして、私もいつか魂に戻る時には、このお墓に入れていただきます・・・・
お骨に・・・・本当にありがとう!!
亡くなった人はお墓の中にいるの?
お寺の御住職様は、亡くなった主人のことを「仏様になられました。」とおっしゃられていました。
その言葉が、私の中で、何か引っかかり、考えました・・・
「違う・・・・」
私の中の心の声がつぶやきました・・・
違う!!!
主人は主人なのだー! 仏様にはなっていない!
主人は主人で、いつも私たちと共に生きている!
仏様になったと考えると、何か主人が遠い別世界に行ってしまったように感じたからだと思います。
主人は魂の存在で生きているのだー--!!
また、私流死の捉え方!!
でも、捉え方・考え方は、自由なのだから・・・そう思うことで、私も家族みんなも幸せに思えるのだから、それでいいのだー!!!
だから、主人はお墓には眠っていません。もし、お墓の中に眠っていると考えると、何かかわいそうになります。独りぼっちで、暗くて、冷たいところにいるなんて、想像するだけで、かわいそう・・
主人は、永遠の魂になって、愛に溢れたキラキラした世界で、私たち家族と一緒にいるのです!!
だから、お墓には主人はいない・・・。
納骨後はバーベキューパーティー
そんなふうに、納骨という儀式も、Happyに捉える私たち家族は、納骨後バーベキューパーティーをしたのです!!!
(我が家は、何かイベントがあるたびにみんなで集まって、パーティをするのが恒例になっています。納骨は大イベントです!)
道に面した我が家の車庫で、子供用プールで孫たちを遊ばせながら、ワインやビールを飲みながらの昼間のバーベキューパーティー!!
もちろん、主人も参加していました!!
近所の方は、たぶん思ったかも・・・・。「喪中だというに・・・不謹慎な。」
まあ、そう思うのが普通で常識です・・・。
でも!!!私の考え方・捉え方は違う!!
子供たちも孫たちも、本当に楽しそうで、思い出に残るパーティになりました。ちなみに、その時のお肉は主人が生前に貯めておいてくれたⅾポイント2万円分で購入!!
ぱっちゃん!ありがとう!!(ぱっちゃん=主人)
さすが、ぱっちゃん!!
おかげで、おいしい高級なお肉を買うことができて、子供たちも大喜びだったよ・・・。
そんな、私たち家族です。
そして・・・家族全員が、主人はみんなと一緒に生きていると思っています。
こんなふうに何事も前向きに捉えることのできる家族を作ってくれたのは、主人です・・・。私は、こんな家族が大好きで大切で、幸せを感じます!!
これで、いいのだ!!!
納骨後、主人が引き寄せてくれこと・・・
そして、バーベキューパーティーをしている時、完全に主人が引き寄せたのだろうということが起きました!
我が家の車庫の前の道の向こうは、ずっと田んぼで、田んぼの向こう側の道は、車がよく走っています。
その道を、車で走っていて、私達がバーベキューパーティーをしているのを、たまたま見つけて下さった人がいて、その方がわざわざ家の前まで来て下さったのです!!!
その方は・・・・!!
何と、主人が亡くなる前の19日間、大変お世話になった訪問看護の先生と看護師さんでした!!
主人が亡くなった後、ご挨拶にお伺いして以来の再会・・・
たまたま通りがかって、私たちはどうしているか、家のほうを見て下さったとのこと・・・
「車庫で、大勢で何か集まっているぞ。」
お仕事中、わざわざ寄って下さったのです。
すごい偶然!!納骨の日に!!
先生と久しぶりにお会いしたことで、あの19日間のことを、再び思い出しました・・・・
訪問看護の先生と看護師さんとは、19日間だけの関わりでしたが、私の心に一生残る濃い時間を共に過ごして下さったと思っています。朝早くても、夜中でも、電話をしたら、本当にすぐに飛んで来て下さって・・・皆さん、仕事を超えて一人の人として気持ちが温かく優しく、主人が大変な時、本当に心強かった・・・・。
そんな私たち家族が、主人が亡くなってお酒を飲みながらバーベキューパーティーをしているとは驚かれたと思います。
でも、これでいいのだ!!
これが、私たち家族!!主人と私の家族!!!
どんな時も、笑顔でその時を楽しむ!!
私たちにとって、そんな大切な存在の方が、納骨の日に、偶然にも来て下さったこと・・・主人のしたことだとしか考えられませんでした。
納骨パーティー最高!!!
主人が引き寄せてくれたんだ・・・
「パパの力、すごいね。」
「やっぱり、お父さんいますね。」
「さすが、ぱっちゃん!!」
子供たちも私も、嬉しかった・・・・やっぱり生きている!!
そして、みんなが言ったこと・・・・
「納骨パーティー、最高!!」
主人を中心に、また家族の絆が深まった、そんな一日になりました。
いつも、ありがとう・・・私たちと一緒にいてくれて・・
死の捉え方
夫の死を、こんなふうに捉える私は、不謹慎なのかと、時々考えることがあります。
でも、最終的に思うことは、いつも同じで
私は、私だし!
主人のことを、一番大切に思っているのは、この私だし!!
毎日いつも主人のことを忘れることはないし・・・・!
やっぱり、これでいいのだ!!!!
~あなたへ~
これからも、私は主人の魂と一緒に生きていきます。
私が生きて行く世界は、自分自身の考え方・捉え方で、変わると思います。
自分の捉え方次第で、見える世界や広がっていく世界が変わると思います。
大切な人が亡くなったことを、寂しさ・悲しさで捉えると、悲しみの世界が広がって行く…。
大切な人が亡くなったことを、魂の存在として信じると、安心できて穏やかな世界が広がって行く…。
残された人生を生きていかなければならないのなら、幸せな気持ちで生きて行きたい…。
あなたも、考えてみて下さいね…。
今日もいい一日でした。
Life is Beautiful !